日本ダンス・セラピー協会 年次大会

協会では毎年秋に年次大会を開催しています。全国から会員が集まります。大会では総会を開き、協会の活動や運営に関し議論し、議決を行います。また会員がワークショップを開き、技術交流を行います。シンポジウムや講師の先生をお呼びしての講演会が企画され、ます。懇親会(時には前夜祭もあり)では会員同士の交流を持ちます。

第28回学術研究大会(予告)

日 時:2019年10月12日(土)・13日(日)
会 場:千葉県山武市 蓮沼地域交流センター
    (千葉県九十九里浜)
大会長:貴船惠子(チーム気生根
テーマ:ダンスセラピーと被災者援助

28回大会会長挨拶

平成最後となる年末年始を会員の皆様はどのようにお過ごしでしたか?
秋篠宮殿下が平成30年の会見でもお話になられていた通り、平成は災害の多い30年であったと、私も思います。
2019年日本ダンスセラピー協会は「ダンスセラピーと被災者支援」をテーマに学術研究大会を開催致します。
山武市において行われるこの大会の会長を拝命致しました貴船惠子です。
よろしくお願い致します。

災害はない方が良いのは当然ですが、温暖化による気象異常や、地震大国で有ることからも、防災については常日頃考えるべき事です。
まして、私達はダンスセラピストという専門職であり、またはそれを学んでいる者です。

思いもよらぬ災害が起きてしまった時、専門職としての心と身体と技術で、被災者にどのような支援ができるのかについて、共に学び、考えて行きたいと思います。

会場のある山武市は、海や杉林の景観に出会え、市の中央部は二毛作が可能な地帯もあり、とても豊かな表情を持っています。
会場近くの水上公園には、日本一長いウォータースライダーがあり、市外からも夏場にはたくさんの家族連れでにぎわいます。
東京からも電車で日帰り可能、成田からも一度の乗換えで一時間以内にアクセス可能です。また、東京駅・浜松町駅から「シーサイドライナー」、千葉市からは「フラワーライナー」の高速バスがそれぞれ出ています。
会場の蓮沼地域交流センターの隣は「オライ蓮沼」という道の駅で、お土産を買うことも可能ですし、ここのレストランでは名物のイワシ丼があり(テレビ取材多数)、こちらは大会中の昼食として申し込みができると思います。

いわし丼
蓮沼地域交流センターと道の駅

場所:蓮沼地域交流センター
千葉県山武市蓮沼ハの4832番地3
※こちらのセンターは津波避難のための機能を備えております。

さて、今回の大会のポイントを今後のJADTAニュースで数回に渡り公開してまいりますので、是非第28回学術研究大会へお運び下さい。
この一年が会員の皆さまにとって幸多きことをお祈りするとともに、10月の大会にてお会い出来ることを楽しみにしております。

第28回学術研究大会in山武
「ダンスセラピーと被災者支援」
10月12日、13日(土・日曜日)
※翌日は祝日です。

今回お伝えできるポイントは4つです。

(大会プログラムとして)

ポイント1
実際に被災地でダンスセラピーを行なった認定ダンスセラピストの話を聞くことができる。

協会には震災被地で活動するダンスセラピストのための助成システムがあります。
この基金を活用して実際に活動された認定ダンスセラピスト2名に参加いただく予定です。
山武大会では、この2名の先生(大沼小雪会長・平山久美理事)より直接お話を聞き、行なったダンスセラピーの一部を体験していただく特別企画を準備しております。

ポイント2
FBF財団が世界中の被災地で行なっている、ムーブメントを活用したセラピーを体験できる。

FBFはアメリカにあり、ライフスタイル、環境、食生活、人間関係、健康の相互関係の啓蒙を目的とした国際的な財団です。
主な財団の会員は精神保険医です。
主な活動に、自然災害後の子供の接し方についてのメソッドを保護者、教師、医師へレクチャーする活動があります。
2004年のスリランカの津波の際には35000人の子供たち、2006年のジャワ島中部地震の際は40000人、2009年のサモア地震では4000人のケアに携わりました。これらの経験から、アメリカ人、パレスチナ人、スリランカ人、イスラエル人、タイ人、インドネシア人、中国人など国籍に関係なく同等の効果が得られることが検証されました。
FBFのプロセスでは、PTSDの兆候がある子どもを早期に発見することができ、効果的な対話やエクササイズを行うことによりPTSDを回避または最小限に抑えることができます。
東日本大震災の時は、石巻の教師がたまたまこの財団に知り合いがいて頼んだところ、数日後には世界各地から精神保険医が集まり、小学校内でムーブメントセラピーを行なったそうです。
これを日本で引き継いでいるのが日本レスキューボランティアセンターで、日本向けにアレンジしたムーブメントセラピーを大会中に公開予定です。

ポイント3
演題は「あなたの地域(周り)を元気にするダンスセラピー」を是非発表してください。

学術研究大会ですから、それ以外でも演題を受け付けます。
今回私自身が「ダンスセラピーと被災者支援」をテーマにいろいろと調べていくと、被災直後だけでなく、そこにとどまり避難生活を続ける方々に寄り添い、継続的に支援する事が重要であると思いました。
災害はいつどこにやってくるか、場所も時も選べません。
もし万が一、会員の皆様のお近くで災害が起きた時「被災したあなたの地域を元気にする」そんなダンスセラピーの演題発表をお待ちしております。

(大会の形態として)

ポイント4
子育て世代の若いダンスセラピストが、大会参加しやすいように工夫します。

今まで、大会中のワークショップに子供同伴で出ることが難しいケースがありました。
そのために子育て中のセラピストが、年に一度の大会参加を諦めることがあれば勿体ないです。早い段階から子供達にもダンスセラピーついて知って欲しいという願いもあります。
演題発表の申し込み時に子供参加が可能かどうかについて、発表者にお尋ねします。
参加可能なプログラムには、親子で参加下さい。
また、参加が不可能な時間帯のみ、会場3階公民館の子供のスペースにお子様はいていただくことができます。
ただし、託児を請け負うものではないので、休憩時間などは必ずご一緒下さい。

会場3階の子供のスペース

これ以外のポイントは、あらためて発表させていただきます。

《アクセス》

過去の大会の記録

過去の大会のページ(会員専用。パスワードはJADTA News最新号(2017年12月現在127号)の最終ページに記載してあります。時々変更します。)