企画・報告
協会会長 葛西俊治
2025年度の新たな活動として「ダンスセラピーに関わる情報提供の場」「会員相互の交流の場」としてオンライン・ミーティングが企画されました。会員参加によるオンライン「トーク交流」という先の読めない初めてのイベント、その司会・進行役を2024年度大会長、北翔大学の増山尚美さんに引き受けていただきました。
「トーク交流」は ―「まず様々な体験や思いを自由に話し合っていきましょう。その中から、1)ダンスセラピー実践の質と効果の向上、2)研究活動と実践内容の共有、という協会の使命への道筋が少しずつ見えてくることを願っています」― といった位置づけで開始されました。
ドキドキの初回のトーク交流において、高まる好奇心とともに様々な思いや活動のお話が行き交うホットな場が実現できたことに大きな手ごたえを感じました。そうしたことから、計画途中だった非会員向けイベントは年度末になることもあって取りやめ、会員向けのトーク交流のみを4回実施する運びとなりました。
各回への報告へのリンク
[1] 2025年10月31日(金)
[2] 2025年11月20日(木)
[3] 2026年1月16日(金)
[4] 2026年3月19日(木)
以下、「トーク交流」イベントの手ごたえを要約してみたいと思います―
- 会員の多種多様な活動内容を互いに共有する中で新鮮な驚きと発見がたくさんあったこと
- ダンスセラピーには様々に異なる対象者や現場があり、それぞれの場での思いや工夫から新たなアプローチの可能性が想像できたこと
- 実践面とともに研究活動とその社会的訴求力への意識の大切さが印象に残ったこと
- ダンスセラピーに関わる方々のあり方の温かさ、優しさ、誠実さの一端に触れられたこと
イベントにご参加いただいた方々それぞれに感想があるわけですが、私個人としては、ベテラン・若手を問わず、また領域の違いを超えて、やりとりが毎回生き生きとして楽しかったことが一番印象に残っています。
世界はいまイラン攻撃の余波の中、社会・経済・政治的に殺伐とした様相ですが、今回の交流イベントでは、一人の生身の人間として生活しつつ「ダンスセラピーというフィールドを通じて関わり合い相互に支え合うこと」の意義と価値をあらためて確認できたと感じています。
各1時間4回のささやかな場でしたが、この間、トーク交流の集まりを様々に支えていただき、また楽しく話題を展開していただけた皆さまに心から感謝申し上げます。今回の経験を協会活動にぜひ活かしていきたいと考えておりますので、会員の皆さまからのサポートを引きつづきお願い申し上げる次第です。
