第33回学術研究大会ご案内
第33回JADTA学術研究大会
大会長 増山尚美
第33回日本ダンス・セラピー協会学術研究大会を、北海道札幌の地で開催する運びとなりました。前回の東京大会に引き続き対面で実施します。
コロナ禍においては移動や面会の制限、外食やコンサート等の自粛、休校やリモートワークという特異な状況下で、インターネットを介するコミュニケーション手段が一気に普及しました。同時に、生身の人と人とが関わることでしか為されないものがあることも実感させられました。
踊ったり動いたりすることで日常を超える体験(究極には至高体験)につながるというダンスの力と、安全・安心であるところから関係が生まれてくるというダンスセラピーの本質から、大会テーマを「ダンスセラピー〈関わり〉の始まるとき 〜リアルにこだわる〜」としました。AIやサイバー空間が前提になりつつある社会において、リアルに関わる意義も考えたいと思います。
協会は理論と実践を両輪に社会的認知を得て発展してきました。この大会ではより多くの人がダンスセラピーに触れる機会を持てるよう、専門家や研究者のみならず、学びの途中の方も関心を持ちはじめた方も参加しやすい大会にしたいと考えています。いま・ここで出会う参加者どうしの交流と体験を中心としたプログラムを用意しました。従来の実技発表、ポスター発表に加え、新しい試みとして「技法交流」を行います。それぞれの方が実践してこられた多様なダンスセラピーに触れ、活動の場が広がることを願っています。
例年より遅い開催時期となります。初冬の北海道ではありますが暖かくお迎えしたいと思っています。皆様のご参加を心よりお待ちしています。
大会概要
日 時:2024年11月9日 (土)・10日 (日)
形 式:全て対面で開催予定
会 場:北翔大学 札幌円山キャンパス
(北海道札幌市中央区)
大会長:増山尚美 (北翔大学生涯スポーツ学部教授)
テーマ:ダンスセラピー〈関わり〉の始まるとき
〜リアルにこだわる〜
発表申込締め切り:8月31日(土)
発表形式:実技発表、ポスター発表、技法交流 (注1)
参加申込締め切り:10月25日(金) (以後は当日料金となります)
注1)技法交流:実技発表の短時間・交流型の発表形式です
(写真は大学公式サイトより)
プログラム
11月9日(土) 大会1日目
時間 | 内容 |
---|---|
12:00 | 受付開始 |
13:00 – 13:30 | 大会長挨拶と WarmUps |
13:30 – 14:00 | 協会会長トーク 「セラピーとして始めるために」 |
14:10 – 15:10 | A. フレッシュ交流タイム 「あらためて今、ダンスセラピーって!?」 |
15:20 – 16:20 | B. シンポジウム 「私とダンスセラピー」 |
16:30 – 16:45 | WarmUps「シンプルなムーブメントから始める」 |
16:55 – 17:45 | C. トークセッション 「ダンスによる癒しからダンスセラピー」 |
17:50 | 諸連絡 解散 |
18:30 – 20:30 | 懇親会 |
11月10日(日) 大会2日目
時間 | 内容 |
---|---|
9:00 | 受付開始 |
9:15 – 9:35 | おはようWarmUps |
9:45 – 10:45 | 実技発表1 |
11:00 – 12:00 | 実技発表2 |
12:00 – 12:40 | 昼食 |
12:50 – 13:00 | ポスター発表者紹介 |
13:00 – 13:30 | ポスター発表 |
13:40 – 14:10 | 技法交流1 |
14:20 – 14:50 | 技法交流2 |
15:00 – 15:45 | トークセッション 「ダンスセラピーを身近なところから始める」 |
15:50 – 16:00 | 大会長挨拶 閉会 |
技法交流について(クリックすると開きます)
今回初めての試みとなるのが「技法交流」です。これはダンスセラピーの中で用いられている技法的な部分を短く取り出して、参加者に体験してもらいながら紹介するものです。30分枠のうち、発表体験時間は20分、続いて10分間は技法について参加者と質疑応答しつつ交流する方式です。
具体例としては、たとえば「アイスブレーク」などの交流的エクササイズやムーブメントなど。あるいは、関わり方のテクニック的な例としては、安心・安全のための声掛けの仕方や内容、トラブル的な困りごとに対しての進め方などの実践例など、セッションを進める際に役立つ方法や体験を紹介してもらうものです。
実践している方にとっては常識になっていてあまり意識されない可能性がありますが、現場ではセッションを進めるために役立つ技法や方法が様々に駆使されています。「技法交流」では、そうした技法をコンパクトに紹介して戴くことによって、そうした技法への認識が深まる場となることを期待しています。
抄 録(準備中)
特別企画
タイトル |
内容(400字)
実技発表
タイトル |
内容(400字)
技法交流
タイトル |
内容(400字)
ポスター発表
タイトル |
内容(400字)
演題募集
募集要項
抄録(400字)を作成した上で、下の演題申込みフォームからお申込みください。
研究発表に関連して提出された個人情報や倫理チェック用の資料等は、大会実行委員会で管理し、第三者に提供されたり、他の目的で使用されたりすることはありません。
■ 実技発表(60分)
■ 技法交流(30分)
■ ポスター発表(在籍時間30分)
筆頭発表は一人一題としてください。なお、実技発表、技法交流、ポスター発表それぞれ一題ずつの申込が可能です。
演題募集締め切り:8月31日
実技発表と技法交流について(クリックすると開きます)
・「実技発表」(60分)
ダンスセラピーの実技や技法の発表形式として、今大会では2種類用意しています。その一つはこれまでと同じ1時間枠で行う「実技発表」です。45分間の発表を行い、残り15分で大会参加者と質疑応答による交流を行うものです。こちらは、45分間の中でダンスセラピーのセッション(その構成やその一部)や進め方なども含めて、大会参加者が部分的にも体験できるよう留意しながら発表を進めるものです。また、実技発表は、そうした発表に基づいて将来『ダンスセラピー研究』誌に投稿を目指すようなレベルでの発表としても位置づけられます。
※「実技発表」の発表者がダンスセラピスト/アソシエイト・ダンスセラピストの場合、「実技発表」参加者は単位認定される場合があります。(資格認定委員会による判断に基づく)
・「技法交流」(30分)
今回初めての試みとなるのが「技法交流」です。これはダンスセラピーの中で用いられている技法的な部分を短く取り出して、参加者に体験してもらいながら紹介するものです。30分枠のうち、発表体験時間は20分、続いて10分間は技法について参加者と質疑応答しつつ交流する方式です。
具体例としては、たとえば「アイスブレーク」などの交流的エクササイズやムーブメントなど。あるいは、関わり方のテクニック的な例としては、安心・安全のための声掛けの仕方や内容、トラブル的な困りごとに対しての進め方などの実践例など、セッションを進める際に役立つ方法や体験を紹介してもらうものです。
実践している方にとっては常識になっていてあまり意識されない可能性がありますが、現場ではセッションを進めるために役立つ技法や方法が様々に駆使されています。「技法交流」では、そうした技法をコンパクトに紹介して戴くことによって、そうした技法への認識が深まる場となることを期待しています。
○発表申し込みの際の留意点
実技発表および技法交流の申し込みでは、発表要項に沿って次の3点を明記してください。
1.主な対象者について (一般、あるいは年齢や身体的・心理的状況など)
2.実技や技法の目的・効果
3.内容の簡略的な説明
補足
1) どのような実技や技法も、対象者の状況、例えば年齢的な困難さ、身体的障がいや知的障がい、その他様々な個々人の事情によって適不適が異なる可能性があります。そうした点に留意して記載してください。
※「ダンスセラピーの6領域」―
ダンスセラピーが展開されてきた歴史的な経緯も関わり、ダンスセラピーでは次の六つの領域が想定されています。すなわち、Ⅰ)精神科・心療内科、Ⅱ)高齢者、Ⅲ)知的障がい、Ⅳ)身体障がい、Ⅴ)生涯教育(健康)、Ⅵ)その他(子育て支援、がん患者、ターミナルケア、サイコドラマ、芸術療法等)、です。それぞれの領域独自のアプローチなども試みられてきています。
2) 発表者は参加者の体験時間を確保するため、特に「技法交流」では講義的な進行はできるだけ控えてください。
3) 参加者による体験の幅を拡げることを目的として、「技法交流」については、同じ内容で二度発表(30分+30分:計1時間)していただける方はその旨、大会実行委員会までお知らせ下さい。参加者が様々な技法に触れられるようご協力をお願い致します。
○「交流リアクションペーパー」
実技発表または技法交流では、参加者は体験内容についてリアクションペーパーを発表室担当係または大会受付まで提出していただきます。回収したリアクションペーパーは発表者にお渡しして、発表内容についてのフィードバックとして活用してもらいます。
・リアクションペーパーの記載内容は次の通りです。
発表者氏名 タイトル / 参加者の氏名 所属など
1) 発表から学んだこと
2) 発表内容から発展させたいことなど
3) その他
・発表者には、後日レポートを提出していただき、ニュースレターに掲載する予定です。
タイムライン
大会要項発表 7月31日: 大会公式サイト公開
発表申込(抄録)締め切り 8月31日: ポスター発表、実技発表、技法交流
プログラム・抄録公開 9月30日: 大会公式サイトに公開!
発表用資料締め切り 10月15日: 各発表者による資料提出
大会参加申込締め切り 10月25日: (それ以降は当日料金)
参加申込み
申込み方法
下の大会参加申込みフォームからお申し込み下さい。
参加申込みは、① 申込み、② 参加費振り込み、の両方が必要です。実行委員会で両方とも確認でき次第、申込み完了のご連絡をいたします。確認に1~2週間程度要する場合がありますので、ご了承ください。
領収書が必要な方は、申込みフォームの連絡事項の欄にご記入下さい。
申込みフォームがうまくいかない場合は、実行委員会(taikai@jadta.org)までご連絡下さい。
大会参加申込み・参加費振り込み 期限:10月25日(金)
10月26日以降は当日料金(会場受付にて現金払い)となります。
大会参加費
入金後の返金はできません
10月25日(金)まで | それ以降 当日料金 (会場受付現金払) | 懇親会 (任意) | |||
両日参加 | 一日参加 | 両日参加 | 一日参加 | ||
会員 | 8,000円 | 5,000円 | 10,000円 | 6,000円 | 5,000円 |
非会員 | 10,000円 | 6,000円 | 12,000円 | 7,000円 | |
学生 | 3,000円 | 2,000円 | 5,000円 | 3,000円 |
※懇親会費は参加費と同時振込です。
例)会員・両日+懇親会参加で 8,000+5,000=13,000円
振込先
振込先はゆうちょ銀行です。下記①②のいずれかの方法でお振込み下さい。
振込完了をもって参加申込みの受理となります。振込手数料はご負担ください。
!! 協会年会費口座ではありません。年会費は振り込まないで下さい !!
大会参加費専用口座 | |
①郵便局からの郵便振込 【記号番号】14030−72565481 【口座名】日本ダンス・セラピー協会 | ②他金融機関から振込 【銀行名】ゆうちょ銀行 【支店名】四○八支店 (ヨンゼロハチシテン) 【口座番号】(普) 7256548 【口座名】日本ダンス・セラピー協会 |
アクセス
北方圏学術情報センター/北翔大学 札幌円山キャンパス
〒064-0801札幌市中央区南1条西22丁目1番1号
TEL:011-618-7711 FAX:011-618-7712
(地下鉄東西線 西18丁目駅 下車徒歩6分)
地図
※地図では「北方圏学術情報センター ポルト」と表示。
空港からのアクセス(クリックすると開きます)
行き
○JRを利用して札幌に向かう場合
1. JR札幌駅で地下鉄に乗り換える方法
所要時間: 約44分
新千歳空港駅から札幌駅: JR快速エアポートで約37分
札幌駅から大通駅: 地下鉄南北線で約2分
大通駅から西18丁目駅: 地下鉄東西線で約5分
料金: 合計1,400円 (新千歳空港駅から札幌駅: 1,150円、札幌駅から西18丁目駅: 250円)
2. JR新札幌駅で地下鉄に乗り換える方法
所要時間: 約54分
新千歳空港駅から新札幌駅: JR快速エアポートで約28分
新札幌駅から西18丁目駅: 地下鉄東西線で約26分
料金: 合計1,190円 (新千歳空港駅から新札幌駅: 860円、新札幌駅から西18丁目駅: 330円)
比較結果
1. JR札幌駅から地下鉄に乗り換えが速い/乗換2回(約44分)
2. JR新札幌駅から地下鉄に乗り換えが安い/乗換1回(1,190円)
※時間帯によって地下鉄の運転本数が違うのでどちらが早いかは時間帯による。
また、乗り換えは歩く距離があるので、荷物が多い時は乗り換え一回が楽です。
○新千歳空港からバスを利用して札幌に向かう場合
料金: 1,200円(片道)
所要時間: 約70-90分
札幌駅前行き: 約80分(直行便は約65分)
中島公園行き: 約80分
京王プラザホテル行き: 約90分
割引オプション:
往復割引乗車券: 2,300円、 4枚綴り回数券: 4,500円
運行会社: 北海道中央バスと北都交通との共同運行
天候や交通事情により、到着が遅れる場合があります。
帰り
◎大会終了後にJRで新千歳空港に向かう
大会終了後、日曜日の混雑を避けるために始発駅のJR札幌駅で乗車する。JR新札幌駅から乗車すると列車が混んでいることが多いので、優先席(Uシート)を利用するのが安全。
優先席(Uシート)のチケット価格と予約方法 (快速エアポート)
料金: 合計1,680円 (基本運賃1,150円 + Uシート料金530円)
予約方法: 駅の窓口や自動券売機で購入
オンライン予約(JR北海道の公式ウェブサイトや「えきねっと」)
◎大会終了後にバスで新千歳空港に向かう
バスは北都交通と中央バスの共同運行です。以下のサイトで確認してください。
どちらのバス会社のチケットでも乗れます。市街中心部などに「空港連絡バス」停留所も複数あるので、乗りやすいところから乗車します。
空港連絡バス
札幌都心⇔新千歳空港
JR札幌駅にあったバス・ターミナルは建設工事中です。なお、JR札幌駅南口にある「大丸札幌店」の南側のビルに「空港連絡バス」乗り場があります。
◎大会終了後に地下鉄東西線とバスで新千歳空港に向かう
地下鉄東西線「西18丁目」駅から「大谷地」(おおやち)駅下車。「大谷地」駅から、新千歳空港行き「空港連絡バス」が発着しています。上記のサイトで確認してください。
乗車方法
●交通系ICカード
JR北海道と札幌市営地下鉄では「SUICA」等の主な交通系ICカードが使えます。
●札幌地下鉄「ドニチカキップ」
ドニチにチカテツ乗り放題のお得なキップ
土曜日、日曜日の一日割引乗車券です。一日に三回以上乗るとお得です。
520円:地下鉄駅券売機で購入。
注意事項
個人情報保護
個人情報保護のため、発表者・参加者共に写真・動画撮影を禁止します。また発表内容の引用や今後の研究に利用したい場合は、発表者の許可を得て下さい。
コロナ対策
朝、体温を測って下さい。当日37.5度以上の発熱がある場合は、会場に入れません。発表者の場合は、発表中止とします。また流行状況によっては、全員マスク着用となります。
第33回JADTA学術研究大会実行委員会
問合せ
※ 件名に「大会問合せ」と明記して下さい
スタッフ
大会会長:増山尚美
実行委員:伊藤文枝 原弘枝 石川奈穂美 竹内実花 星野仁 (順不同)
大会顧問:葛西俊治
個人情報の扱い
大会への参加申し込みや演題申し込み時に入力した個人情報は大会実行委員会が保管し、当協会以外の外部に漏洩することのないように厳重に管理致します。また実行委員会メンバーが必要最低限の写真撮影・録画を行い、個人を特定できない形で会報及び協会公式サイトに掲載する場合があります。