第30回学術大会のお誘い

大会会長 町田章一

 明けましておめでとうございます。みなさま、心新たに新年をお迎えになったことと思います。昨年は新型コロナウイルスという未経験の状況の下、第29回の大会は成功裏に終わりました。崎山ゆかり大会会長をはじめ実行委員の方々に心からねぎらいと感謝の言葉を申し上げます。

 今年は、いよいよ第30回の大会を迎える年になりました。第29回大会の前日に開かれた理事会、および、大会当日の総会にて、「第30回の大会は東京で開催したいという強い希望があった」と聞きました。節目の大会であること、昨年以上のコロナ禍が予想される中での大会になる可能性があること、それだけでも、誰がやっても大変ご苦労なことと思います。そこで、前会長の私と大沼幸子会長を中心にして第30回の大会を開くことに致しました。会員のみなさまの力強い協力を得て、この試練を乗り越え、日本のダンスセラピーの新しい時代を拓きましょう。

 すでに第28回大会、第29回大会の事務局から大会グッズが郵送され、令和2年10月7日には第1回の実行委員会の会合を対面方式で開きました。その後の委員会はZoomを使用し、着々と準備を重ねております。以下、これまでに固まりつつある事項をご報告します。なお、新型コロナウイルスの状況により、今後とも大きな変更が生じる可能性があることを改めて確認したいと思います。

1 実行委員の構成

大会会長
町田章一(日本ダンス・セラピー協会顧問、大妻女子大学名誉教授)
実行委員長
大沼幸子(日本ダンス・セラピー協会会長、有明医療大学名誉教授)
実行委員(五十音順)
鍛冶美幸、神宮京子、平舘ゆう、照屋 洋、永井順子、星野ゆうこ、松原 豊、八木アリサ

2 日程

2021(令和3)年10月2日(土)~3日(日)

 東京オリンピック(7月23日~8月8日)・パラリンピック(8月24日~9月15日)が終わった頃です。ADTA(10月14日~17日)、日本芸術療法学会(11月27日~28日)の大会とも重なっておりません。

3 場所

埼玉県産連研修センター

(〒336-8515 埼玉県さいたま市南区鹿手袋4-1-7。TEL 048-861-4311)
研修センターのサイト

 都内にある大学を会場にすることも検討しましたが、オリンピック・パラリンピックとコロナ禍により、施設借用の見通しがつきませんでした。経費は嵩みますが、今回は民間の施設を利用します。武蔵浦和駅(JR埼京線)から徒歩8分です。広さも十分確保でき、設備も整っています。

4 宿泊施設

 武蔵浦和駅周辺には適当な宿泊施設がありませんが、隣の中浦和駅前には宿泊施設が二つあります。

  1. プラザホテル浦和:中浦和駅前。徒歩1分。〒336-0031埼玉県さいたま市南区鹿手袋1-1-1。TEL048-863-5111
  2. ヘリテイジ浦和別所沼会館 :中浦和駅周辺。徒歩10分。〒336-0021 埼玉県さいたま市南区別所4-14-10  。TEL.048-861-5219
  3. また、武蔵浦和から新宿駅までは電車で30分ですので、赤羽駅、池袋駅、新宿駅の周辺で宿泊することも可能です。

5 内容

  • 30周年の節目の回ですので、「これまで30年の歴史」を振り返ると共に、「これからの30年を展望」しましょう。
  • 大会のテーマは「このような時こそダンスで」です。
  • また、コロナ禍の下でのダンスセラピーのあり方も議論したいものです。
  • また、ダンスセラピストの活動を支え、励まして下さった周辺領域の人々をも視野に入れて、今後の活動を展望したいと思います。

6 方法

 これまでの対面式の大会を基本にしつつ、コロナウイルスの感染予防を徹底して大会を運営します。参加者のみなさまのご理解とご協力をよろしくお願いします。コロナウイルスへの対策としては以下の通りです。

<大会運営側から>

  • 参加者は常に1.5m以上の間隔を開けて参加できるように計画する。
  • 定期的に室内の換気を行なう。
  • 発言者に対しては、飛沫防止として、ビニールのスクリーン等を用意する。
  • 会場入口に体温計を用意し、参加者の入場に際しては体温を計測して頂き、37.5度以上の場合は参加を遠慮して頂く。

<参加者へのお願い>

  • 大会参加中は常にマスクを着用する。
  • 手洗い、うがいを頻繁に行う。

7 今後の予定

2月 プログラム枠の提示
5月 演題募集
8月 プログラム作成・確定・発表
10月 実施
11月 大会記録の作成

以上