第23回研修講座報告
研修講座事務局 松村汝京
平成26年11月15日(土)、16日(日)の両日に第23回研修講座をこども教育宝仙大学にて開催致しました。参加者は8名で、その内初参加2名でした。
・土曜日参加者7名(うち土曜日のみ参加者2名)
・日曜日参加者6名(うち日曜日のみ参加者1名)岡山から仙台の方が参加されました。
1日目は松原先生の精神身体医学・精神生理学の講義から始まり、身体の動きに関することから身体意識と運動に関することまでとても分かりやすくお話し頂きました。
2コマ目、筑波大学大学院の水上先生の精神身体医学・精神医学論の講義では、統合失調症、認知症、うつ病などそれぞれの症状についてもとても分かりやすく教えて頂きとても好評でした。
左:松原先生の講義、右:水上先生の講義
午後は、引き続き水上先生にストレスマネジメントについてお話頂き皆さん、ストレスについてはとても興味深く聞き入っておりました。
午後の2コマ目は実践技法・精神障害者のダンスセラピーとして平山久美先生にボディカウンセリングの理論についての講義と実際にボディワークを体験しました。午前中講義が続いていたので皆さん、身体を動かしながら意識が更に高まったようでした。
2日目は、こども教育宝仙大学の上村宏樹先生の被虐待児の講義から始まりました。
虐待の現状や現場で子どもたちと関わる人たちの様子もとても詳しくお話頂き、引き続き2コマ目のプレイセラピーの実践ではペアになり五感を使ってのワークを様々な視点でご紹介頂き、もっと色んなワークを体験したかったと言う声がたくさんあがっておりました。
左:平山先生の実技、右:上村先生の実技
ピアスーパービジョンでは、参加者からの質問に対し先生方がスーパーバイズしてくださりとても意味深いお話が聞けて貴重な時間でした。セラピストとして現場でどう関わっていくか?など実践的な質問が多くセラピストしての心構えなど普段深く考えることが難しい課題についてもとても熱心な声がたくさん出ておりました。
今回、参加人数が少なかったですが、参加者同士、また講師の先生方と密に関わりながら奥深い話しをすることができ今までにないとても充実した講座だったという感想が多くありました。次回の日程は未定ですが、決まり次第HPでご案内致します。
(JADTA News 115より)