第28回研修講座報告

2018年5月19日、20日の2日間、こども教育宝仙大学で開催された研修講座に24名が参加されました。参加者の7割は初めての方でした。今回も大変熱心に受講され、また参加者それぞれが得意のダンスを指導している方も多く、実技交流では選ばれし3名の方のダンス(ズンバ、Nia、アフリカンダンス)が体験でき、それぞれのリーダーシップの元、素晴らしい交流となり大盛り上がりでした。

1日目は町田章一先生の基礎論「ダンスセラピーの原理・日本における歴史」、八木ありさ先生の基礎論「身体表現学」、照屋洋先生の実践論「生涯教育」「実践技法」そして最後は参加者との交流と続きました。

全体の感想として「濃厚な時間」「幅広く学べた」「これから先やろうとしていることは間違っていないだろうと思えた」「実践技法では体を動かして楽しみながら体験できた。楽しい中にも数々の工夫や戦略があり、奥が深い」「病院にかかる前にDTのアプロ―チができれば、人によっては診断名がつかない生活ができるのではと思った」「ダンスは苦手意識があったが、捉え方が変わった」「何回となく参加しているが、常に気づきある」「初めてで不安だらけだったが、大学の講義より面白く感じた」「参加者との交流では、がそれぞれダンスの魅力を十分に知っていて、それを伝えたい、仕事にしたいと模索していることが共通していた」「ダンスセラピーを良く理解せずに参加したが、人を思いやる、つながり、自分の生き方などを学ぶことができた」などでした。

2日目は大沼小雪の基礎論「ダンスの精神療法機能」、松原豊先生の実践論「身体障害領域」、大木亜紗子先生の実践技法「アレクサンダーテクニーク」、実践技法として「多様なダンスの交流」が行われました。

感想として「ダンスはセラピーになること、健康に向かうための1つの手段であることを身をもって知ることができた。様々な体験は引き出しを増やすことにつながる」「内容が非常に充実。色々な人のダンス、表現、全てが勉強。出会いに感謝」「どのようなダンスでもOK!なのに驚いたが、幅が広がって楽しくできそうと思った」「ダンス交流では、踊りの中で徐々に大きくなっていく高揚感で“生きている~”と叫びたくなった」「笑顔であふれる空間が生まれた。動きながら感じることが楽しくできた」「指導者に必要な指示の仕方、技術、知識について幅広く学べた」「からだと心と頭と全て使って深めることができた」「精神療法を深め色々な体験ができ本当に良かった。またお金を貯めて九州から出てきたい」「とても濃厚な時間。DTの価値を高める話しがとても参考になった」「型にはまりすぎず、その人それぞれに合うセッション・ワークが大事」「ダンスには愛があると思った」などでした。


非常にエネルギーの高い方たちが多く、その感性とエネルギーは講師をする側にも充実感をもたらしてくれました。ここで出会った方たちと今後も協力し合って、協会の発展につなげられたらと思っています。ご参加ありがとうござました。

次回は平成30年12月8日、9日を予定しております。

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