『ダンスセラピーの理論と実践 ― からだと心へのヒーリング・アート』

DTの理論と実践

平井タカネ監修、大沼幸子・﨑山ゆかり・町田章一・松原豊編著、大沼幸子・尾久裕紀・葛西俊治・北島順子・﨑山ゆかり・町田章一・松原豊・八木ありさ・山中克己著
ジアース教育新社、2012年
価格3,024円 
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ダンスセラピーの理論と実践を網羅した日本で初めてのダンスセラピーのテキストを、当協会で制作し刊行しました。
この本は資格取得に向けた研修講座でのテキストとして、ダンスセラピーの内容が「理論編」「実践編」にまとめられています。ダンス・セラピーの基礎知識のみならず様々な領域の方にも役立つ内容が網羅されています。
(以下ダンスセラピーはDT、ダンス・ムーブメントセラピーはDMTと略)

内容:

DTに関する包括的な内容を、理論編と実践編の2編で構成。
理論編では、DTに関する基礎知識として、DTの定義、欧米や日本における歴史、現代医療や精神療法機能における役割、身体表現としてのダンス、倫理規定・倫理問題、関連法規などを概説。
実践編では、「認定ダンスセラピスト」の6領域(I 精神科・心療内科領域、II 高齢者領域、III 知的障害者、IV 身体障害者、V 生涯教育、VI その他)を中心に、各執筆者が実際に行ったDTの具体的な技法を領域ごとに詳説している。実践事例からの分析方法や考察も参考になる。

理論編

  1. DTの概要
  2. 日本におけるDTの歴史
  3. 現代医療 とDT
  4. 精神療法機能としてのダンス
  5. パーソナリティ理論
  6. 身体と表現
  7. 比較身体文化論
  8. DTの周辺領域
  9. 米国の ダンスセラピスト
  10. DTにおける倫理と法規

実践編

  1. 身体的共感と自己洞察
  2. 動作観察および分析について
  3. 集団療法としてのDMT
  4. 精神科領域におけるグループDT
  5. 精神科領域における個人へのDT
  6. 高齢者に対するDT
  7. 知的障害児・者を対象としたDT
  8. 身体障害児・者を 対象としたDMT
  9. 教育現場におけるDMT
  10. 生涯教育(健康)とDT
  11. ターミナルケアにおけるDMT
  12. 日本におけるセッション例

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