年会費支援奨学金制度(梅田基金)

新型コロナ流行を鑑み、今年度の年会費を支援する奨学金を始めます。

梅田忠之記念基金は「年会費支援奨学金制度」を始めます

令和2年3月11日
町田章一(梅田忠之記念基金管理者、
     日本ダンス・セラピー協会顧問)
大沼幸子(日本ダンス・セラピー協会会長)

 みなさま、お元気にてご活躍のことと思います。

 ところで、この度の新型コロナウイルスは社会に大きな影響を与えつつあります。学校、図書館、テーマパークなどをはじめとする公共施設の閉鎖、各種イベントや会合の中止などが広がっています。日本ダンス・セラピー協会の会員の中には、不定期で働く雇用形態の方、イベントなどを主催している方などが多いため、この度のウイルス感染対策のため活動の機会が失われたり、狭まったりして、経済的に大きな痛手を被りつつあります。

 当協会には、ダンスセラピーの発展に寄与するための梅田忠之記念基金(以下、当基金という)が設けられています。その出資者である梅田忠之先生(初代会長、医師)は、大規模災害に際しては率先してその救済に当たりました。ご存命であれば、この度の新型コロナウイルスに対しても必ずや心を痛めていらっしゃることと思います。

 おりしも、年度末になり新年度の会費納入のお知らせがお手元に届いたことと思います。会員の皆様の中には、退会や休会を検討している方もいらっしゃるのではないでしょうか。しかし、少々お待ち下さい。もしも、その理由が新型コロナウイルスによる経済的な圧迫が原因でしたら、以下の要領で当基金にお知らせ下さい。速やかに検討の上、奨学金として日本ダンス・セラピー協会の年会費を当基金から協会へ納入致します。

微力ではありますが、わたくしたちの活動が今回の危機を共に乗り越える一助となれば幸いです。

【年会費支援奨学金を受ける手順】

  1. 年会費支援奨学金を受けたい会員は簡潔な「年会費支援奨学金申請書」(➀氏名 ②申請の理由、提出年月日)を提出する。申請先「 梅田忠之記念基金管理者 町田章一」 ただし、申請できる会員は、当協会に1年以上在籍している者とする。募集は令和2年3月20日から、とりあえず、10名への支給が決まった時までとする。
  2. 申請書が提出されたら、梅田忠之記念基金管理者(町田)はその旨を理事会の連絡網等で報告し、2名以上の理事から申請を受理することに賛同が得られたら、当基金から支援する。
  3. 申請の可否が決定されたら、その旨を申請者に報告し、当基金は会費を協会に納入する。
  4. 申請は1年分(令和2年度分の1回)の会費とし、次年度については必要に応じて当基金管理者を中心にして再検討する。
  5. 今回の対応はひとまず先着10名までとし、10名を超える場合には制度の存続を含めて当基金管理者を中心にしてこの制度を再検討する。
  6. 以上の規則をHP等で公表し、会員間の不公平が無いように努める。この事業の結果を報告する際には、奨学金を受けた会員の名前は公表せず、受けた人数のみ公表する。
梅田忠之初代会長 (JADAT News 13より)