地域でのダンスセラピー活動に協会認定ダンスセラピストを派遣するための助成金をご利用下さい!!

地域DMT推進委員会よりお知らせ

地域でのダンスセラピー活動に協会認定ダンスセラピストを派遣するための助成金をご利用ください!!

平成27年12月15日
日本ダンス・セラピー協会会長 町田 章一
地域DMT推進委員会委員長 渡辺明日香

日本ダンス・セラピー協会では、平成11年4月より、ダンスセラピストの資格認定制度を開始し、現在までに31名のダンスセラピストを登録しています。
しかし、限られた都市部にダンスセラピストの活動が集中しがちな現状であり、この状況を打破して、良質なダンスセラピーを多くの人々に、身近な生活の場で体験してもらえるようにすることが今後の課題です。
そこで、希望する地域に協会認定ダンスセラピストを講師として派遣するための助成金を平成24年度から創設したところ、平成24年度、平成25年度に各1件、平成26年度(7月1日~翌年6月30日)に3件の申請があり、これまで計5件に対して総額21万4,000円の助成を行いました。これらの助成金事業報告はすべて実施後のJADTAニュースに掲載しております。
協会では、ダンスセラピーを地域に根づかせ、そのすばらしさを多くの人々に伝える活動を支援するため、平成27年度も助成金制度を継続することに決定しました(平成27年11月1日(土)第24回大会総会で決定)。
平成27年度の助成金予算総額は昨年に引き続き15万円ですので、ご希望の方は、以下の申請要領にしたがって奮ってご応募ください。非会員の方も応募できます。

 

<助成金申請要領>

1.助成金の名称:ダンスセラピスト地域派遣事業助成金
2.助成の対象となる活動:国内のダンスセラピストのいない地域(または少ない地域)での、ダンスセラピー、及び、ダンスセラピー講習会を実施する活動。協会会員、認定ダンスセラピスト自身のほか、非協会員が企画する活動も対象とします。同一の組織または同一の企画責任者は同じ年度内に1度に限り助成を受けることができます。
3.応募期間:平成27年12月21日(月)~平成28年5月23日(月)まで(申請書必着)
ただし、応募締め切りを1次:平成28年1月末、2次:3月末、3次:5月23日の3段階とし、各締め切り日までの応募ごとにまとめて審査します。予算がなくなり次第終了します。
4.活動の実施期間:平成27年12月21日(月)~平成28年度の学術大会の理事会前日まで。学術大会は8~10月に定年行われています。H28年度の日程はHPをご参照ください。
5. 助成金の申請方法:以下の事項を明記した申請書類ここからひな型をダウンロード)を地域DMT推進委員会に送信して下さい

申請書記載例をここからダウンロードできます。

(1)企画責任者氏名(企画した活動にも参加する者)、所属、職種、連絡先住所、電話番号、Emailアドレス
(2)派遣を希望するダンスセラピストの氏名・住所・連絡先(電話、Emailアドレス)
セラピストが居住する市町村以外への派遣に限って受け付けます。
協会認定ダンスセラピスト自身が企画する場合も、原則的にこれに準じます。
(3)活動目的と内容、活動の場所・住所、期間、ダンスセラピストが指導する時間数(日数)、
損害賠償責任保険などへの加入の有無
(4)助成金の振込先:銀行の振込み口座を記入のこと。
郵便局の場合はゆうちょ銀行の口座に限る。
ゆうちょ銀行の支店名には必ずカタカナの読み仮名を( )内につけること。
(5) 企画する活動の収支内訳書

<申請書の記載にあたって>
*収支内訳書に記載すべき事項:以下につき収入と支出を同額にして記載してください。

支出: セラピスト謝金関係費(謝金、交通費、宿泊費<必要な場合のみ>)・広告費(ポスター作成費など)・
企画運営費(会議費・交通費・事務雑費・手数料など)・その他(会場費・保険加入費など)
収入: 参加費(1名分)×募集人数、助成金の希望額(1件5万円 )、その他
*派遣を希望するダンスセラピストとの交渉:企画責任者が直接連絡を取れるダンスセラピストがいる場合は、
直接交渉をお願いします。
*協会登録中のダンスセラピストのリスト:JADTAホームページ
http://www.jadta.net/dance/dancetherapy.html
に、氏名・活動内容と領域が公表されています。直接交渉できるダンスセラピストがいない場合は、
このリストを参考にして派遣を希望するダンスセラピストを選び、DMT推進委員会アドレスにメールで問合わせてください。
委員会がご希望のダンスセラピストとの連絡を仲介します。
仲介後は、企画責任者とダンスセラピストが直接、交渉して下さい。
*助成金の申請書提出時には、当該企画への派遣についてダンスセラピストの同意を必ず得ている必要があります。
助成金は主にダンスセラピストの謝金関係費に充当して下さい。
*企画責任者と派遣ダンスセラピストは事前に充分にコミュニケーションをはかって下さい。
万が一、2者間にトラブルが発生した場合は、当事者間で責任を持って解決して下さい。
当委員会は、これらのトラブルに一切関与しません。
*企画責任者は万が一の事故に備え、損害賠償責任保険に加入するなどの対策をできるだけご検討ください。
*ダンスセラピストは受け取った謝金関係費に対する日付入り領収書(捺印済みのもの)を企画責任者に手渡して下さい。
協会から企画責任者に提出を求めることがあるので、大切に保管して下さい。

6.助成の決定:応募期間締め切り後、地域DMT推進委員会で書類審査の上、決定します。
7.助成金の額 1件につき、5万円を予定(今年度総額15万円)。
なお、交通費支出の多い遠方地域への派遣を優先的に助成する予定です。
8.助成金採択結果:各締め切り日後 2~3週間以内にメールにて企画責任者に通知します。
9.助成金振込み:協会事務局は、通知後できるだけ速やかに、助成金を企画責任者の指定口座に振込みます。
助成金採択事業の参加者募集用ポスターHP掲載、JADTAニュースレターへの宣伝記事掲載は無料です。掲載を希望される助成金採択者の方は協会HP下部のお問い合わせ窓口から、サイト運営委員会・JADTAニュースレター編集部に直接ご相談ください。
10.助成金受給者の報告義務:助成金を受給した企画責任者は活動終了後3か月以内に報告書・領収書画像を委員会にメールで提出し、さらにJADTAニュースに活動報告を投稿しなければなりません。
報告書・領収書の詳細、活動報告の投稿方法などの詳細はここからダウンロード してください。

以上

 

地域DMT推進委員会:委員長:渡辺 明日香(北海道文教大学人間科学部教授、協会認定ダンスセラピスト、作業療法士)
委員:尾久 裕紀 (大妻女子大学人間関係学部教授、精神科医)
委員:川岸 恵子 (大阪府立急性期総合医療センター精神科、協会認定ダンスセラピスト)
委員:稲川 麻子 (ASAKOコンテンポラリーダンス・G.、協会認定ダンスセラピスト)

 

印刷用wordファイル